Discover
バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

4974 Episodes
Reverse
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。セミファイナルでは高橋ヒロムの持つGHCジュニアヘビー級王座にEitaが挑戦した。 7月のNOAH後楽園ホール大会に突如登場したヒロムはYO-HEYの持つGHCジュニアに挑戦を表明。しかしYO-HEYの左眼窩底骨折により一度は王座戦が流れるものの、9月の後楽園ホール大会で王座戦が組まれヒロムが勝利。試合後には小峠篤司、小田嶋大樹、宮脇純太の3人がリングに上がるが、ヒロムは「今日のところはお帰りください。ちょっとやりたい相手がいるんでね。俺はアナタたち3人よりか、Eitaさんに興味がある」と指名し、Eitaも“NOAHジュニアの顔”として至宝奪還に乗り出した。 だがヒロムがタッグマッチで敗北した石森太二に「ヒロムちゃん、思いついちゃいました~!9月28日神戸、高橋ヒロムvs石森太二のスペシャルシングルマッチを、GHCジュニアヘビー級選手権に変更いたします!」と宣言し、無事に防衛に成功するものの独断での王座戦決定は物議を醸していた。 試合はハイスピードな攻防となり、ヒロムが優勢になると「どうした?NOAHジュニアの顔」と挑発。さらにヒロムがトラウマを叩き込むと、これに奮起したEitaがImperial Unoからトラウマ。改めてImperial Unoでトドメを刺したかに見えたが、返したヒロムへEitaがサラマンダーを狙う。だがこれを切り返したヒロムが雪崩式TIME BOMBで叩きつけすりーかうんとを奪った。 勝利したヒロムのもとへ現れたのは宮脇純太。しかし観客の指示を得ていないのを見たヒロムは「宮脇くんと高橋ヒロム、どちらにノアジュニアを盛り上げてほしいですか?」と問いかけ観客は大ヒロムコールを起こす。 これを受けて動揺する宮脇に、ヒロムは無情にも次の後楽園ホール大会でノンタイトル戦でのシングルマッチを決定した。 生え抜きの意地を叫ぶ宮脇がどのように新たな“NOAHジュニアの顔”に挑むのか注目だ。
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。メインイベントではKENTAの持つGHCヘビー級王座にマサ北宮が挑戦した。 6月の大阪大会を終えてから疾走し、8月大会で突如T2000X入りしたマサ北宮。選手会長として傍若無人な要求を様々行い、謎の勢いのままN-1を制覇してこの日の王座戦にこぎつけた。 試合開始前にWWE・NXTに武者修行中の稲村愛輝が客席へ現れ騒然に。KENTAと北宮も意識し、場外乱闘で稲村を巻き込み睨み合って挑発する。さらに試合にヨシ・タツとタダスケが乱入してKENTAを痛めつけると、稲村はリングに上がりラリアットで排除。北宮自体はいぶし銀に光る試合運びで攻め立てるが、KENTAがgo2sleepで葬った。 勝利したKENTAの前に歩みを進めた稲村は「コングラッチュレーションズ、GHCヘビーウェイトチャンピオン!ミスターKENTA。ワッツアップ!プロレスリングNOAHのファンの皆様!ヨシキ・イナムラが、アメリカからこのプロレスリングNOAHのリングに、カンバックしました。ミスターKENTA、YOUの持つ、そのGHCヘビーウェイト、そのベルトに、是非、チャレンジさせてください」と独特な言い回しで挑戦表明。 KENTAは「一応、ここにいるお客さん全員を代表して言わせてもらうわ。どうした急に?どうした?どうした?1年行っただけで絵に書いたようなアメリカかぶれてるんじゃねーかよ。こっちは10年以上住んでんだよお前」と冷静にツッコミ。 稲村は負けじと「ミスターKENTA、わかってます。だけど僕がアメリカで得たエクスペリエンス、それを十分活かして、あなたのそのベルトにチャレンジさせてください。僕は、ダーティなファイトは嫌いです。是非、僕と、フェアーアンドスクエア、正々堂々、勝負しましょう」とキャラを貫いて再度挑戦を表明する。 折れない稲村にKENTAは「多分なんだけど、昨晩一生懸命メモってきたんでしょう!大きな拍手を!」と観客を煽り、「おい稲村、アイアクセプトユアチャレンジ」と挑戦を受け入れた。 しっかりと握手した2人だったが、稲村がそのまま担ぐが投げずに着地させてハグ。王座戦の健闘を称えた稲村は余裕を持ってリングを後にする。
1ついたち、両国国技館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS れっする ODYSSEY』が開催。藤田和之と鈴木みのるによるシングルマッチが行われた。 9月23日の後楽園ホール大会に、2015~2017年頃に鈴木軍としてNOAHを荒らし回っていた鈴木みのるが突如現れ「お前らに用事があって来たんじゃね―んだよ。波風立てに来たんだよ。おい、お前だ、藤田。どっちが強いか、俺と勝負しねーか?」と宣戦布告。藤田もこれを受け、この日のシングルマッチが決定した。 お互い確かめ合うようなグラウンドの攻防から、スタンドになると激しいエルボーやビンタの打撃戦へ。場外戦でも激しい打撃戦になるが、そのまま殴り合うのをやめず9分39秒両者リングアウトとなった。 鈴木は「俺は今日藤田和之と喧嘩やりにきたんだよ。途中で止めんなよ」やっと会えたんだからよ。40年越しだぞ、あいつと初めて向き合ったの。藤田よ、次会ったら必ず仕留めてやる」と語り、お互い再戦を誓い会場をあとにした。 以前は組んでいたこともある2人だけにこの先があるのか期待が高まる。
1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2025 Oct.』が開催。【BMI2000】刀羅ナツコ&琉悪夏がゴッデス・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。 タッグ王座であるゴッデス・オブ・スターダム王座を持つのは【H.A.T.E./BMI2000】の刀羅ナツコ&琉悪夏。 ナツコは昨年9月にNetflixで世界独占配信されたドラマ『極悪女王』で一躍脚光を浴びたダンプ松本に目をかけられ、ダンプは「俺はナツコを応援してんだよ。ナツコを昔の俺みたいにしたいんだ。ナツコが有名人になるまで、知名度が上がるまで俺はずっと応援する」とナツコを後継者として指名。ナツコはこれからの“女子プロレス”という文化そのものを背負っていく存在に。琉悪夏もナツコの教えを受け、若くしてヒールのエリートとしての日々成長している。 この日、BMI2000に挑んだのは【令和東京タワーズ】壮麗亜美&レディ・C。 170cmの壮麗に177cmのレディという女子プロレス界屈指の長身タッグであり、これからのタッグ戦線を担うことを期待されるチーム。2023年のタッグリーグで当時は別ユニット所属だった2人が組んだことで誕生したタッグだが、現在は同じ【God’s Eye】所属に。解散と再結成を繰り返してきたタッグではあるが真の仲間となった現在の戦績は良好であり、番狂わせの王座奪取も十分あり得るものと期待されていた。 試合は開始早々に場外乱闘となり、BMI2000が圧倒。ナツコのチェーン攻撃を受けた壮麗が集中砲火を浴びる展開となり、我慢の展開が続く。 しかし、壮麗が自力で生還すると鬱憤を溜め込んでいたレディが大爆発。2人まとめてコブラツイストで絞り上げたり、コーナーに上ったナツコの顔面をぶち抜くビッグブーツを放ったりと体格を活かしたダイナミックなファイトで躍動。これに鼓舞された壮麗も復活し、高さのあるダブルフラップジャックを決めたり得意のラリアットで琉悪夏をふっ飛ばしたりと大暴れ。 苦境に立たされているはずのBMI2000だったが、どんなに攻め込まれても余裕の笑みを崩さず。壮麗のラリアットを受けきったナツコが逆にラリアットでなぎ倒してダイビング・ボディプレス。
1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2025 Oct.』が開催。葉月がコグマとの盟友対決を制してCMLL女子王座戴冠を果たした。 かつてブル中野、吉田万里子、栗原あゆみ、しゅり、ウナギ・サヤカなども巻いていたCMLL日本女子王座。9月まではCMLLの女子トップ選手の1人であるダーク・シルエタが王者として君臨していたが、同月の後楽園ホール大会にてコグマが王座に挑戦。 この試合では序盤からスピーディでテクニカルな攻防が展開されたが、シルエタが場外でスイングDDTを決めた際に右ヒジから着地してしまい負傷。右肩を押さえて動けなくなってしまったシルエタを見たバーブ佐々木レフェリーは「肩外れてる!」と叫んで即座にレフェリーストップ裁定を決断。試合は4分54秒で突然の終わりを迎えた。 笑顔などあるわけもなく泣きながらベルトを巻くコグマであったが、そこへ盟友・葉月が颯爽とリングに飛び込んできて「このままでチャンピオン名乗っていいのかな?ウチとこのベルトかけて久しぶりにシングルやろっ!」と明るく語りかけて挑戦表明。 コグマは涙を拭いながら葉月に向き直り「とったら同じこと言おうと思ってた。私がチャンピオンになって葉月を指名したかった。葉月、ボッコボコにします!」と力強く叫んだ。 【FWC】としてタッグを組み最近では他団体での活躍も増えてきた2人だが、同ユニットだった期間も長く、互いにブランクがあって在籍期間が被らない時期もあり対戦経験は思いの外少ない。 2014年7月の葉月のデビュー戦、15年3月のコグマのハイスピード王座初防衛戦、同年4月のシンデレラトーナメント2回戦、21年10月の葉月の復帰戦、22年4月のシンデレラトーナメント準決勝と過去に5戦行っており、葉月が勝利したのは21年の復帰戦のみ。今回の試合はタイトルマッチであると同時に、“天才”と呼ばれた同期と常に比べられてきた葉月の正念場と言えた。 試合前には2人でしっかり握手をしてからゴングが鳴らされ、互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのような堅実なレスリングから試合が始まる。 葉月が得意の顔面ウォッシュを狙うと、コグマが切り返して掟破りの顔面ウォッシュ。さらに顔面へビッグブーツを連打していくなど葉月を強く意識した攻撃を展開。
DDTプロレスが10月8日、東京・新宿FACEで『リングの秋場所2025』を開催した。10・19後楽園でのKO-D6人タッグ王座戦(王者組=うえのゆうき&To-y&武知海青《ざ RAMPAGE》vs挑戦者組=鈴木みのる&HARASHIMA&高鹿佑也)、及び11・3両国国技館での上野(KO-D無差別級王者)vs鈴木(DDT UNIVERSAL王者)のダブルタイトル戦の初の前哨対決を鈴木が制して、DDTでの3冠王となることを宣言した。 この日、上野はTo-yと組み、鈴木&HARASHIMAと激突。上野と鈴木が先発し、レスリングの攻防で渡り合った。To-yにタッチすると、鈴木に『熱波WER!!』を連呼して驚かせる。場外戦になると、鈴木はTo-y、上野をじゅうりんし、上野をイス殴打。上野と鈴木がエルボーのラリー。上野のWRを切り返した鈴木は張り手からスリーパーもカット。To-yがHARASHIMAにマシンガンチョップを叩き込むも、T・O・Yは自爆。To-yがHARASHIMAにコジマワンダーランド、上野がTo-yの肩越しにダブルニーを投下。さらに上野はフロッグスプラッシュを敢行も剣山で阻止された。HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスターで反撃。上野と鈴木が再びエルボーの打ち合いとなり、HARASHIMAがリバース・フランケンシュタイナーで上野を排除。鈴木がTo-yに張り手を見舞うと、To-yも張り手で返す。鈴木はエルボーからゴッチ式パイルドライバーを繰り出して、To-yからすりーかうんとを奪取した。 試合後、鈴木は「オイ、上野。(KO-D)6人タッグも、両国のダブルタイトル戦も、てめえは俺の前にひれ伏すんだ。息切れしてんのか? 練習足りねぇんじゃねえのか?」と勝ち誇った。上野が「リングで練習のこと言うなんて、野暮なこと言いますね。鈴木さんに勝つ準備はもうできてますから。DDTの両国のメインイベント、最後にこのマットに寝転んでるのは、鈴木みのるですよ」と言い返すと、鈴木は「甘いな。準備って何だよ? 両国が本番だと? 俺はすべての試合に命かけて来てんだよ。てめえと覚悟が違うんだよ!」と吐き捨ててリングを降りた。 バックステージで鈴木は「上野よ、そして後楽園、武知…クソガキが。もう一人、あのうるせぇ奴(To-y)。おめえら、命あって家に帰れると思うな。
8日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『ざ GATE おぶ VあいしーTORY 2025』が開催。菊田円がBen-Kを破ってオープン・ザ・ドリームゲート王座の初防衛に成功した。 菊田はどらごんげーと内で全ユニットから敵視されるヒール軍【Z-Brats】の一員であったが、今年7月にYAMATOを破ってオープン・ザ・ドリームゲート王座を戴冠した直後のシュン・スカイウォーカーを襲撃してZ-Bratsから追放。 シュンからZ-Bratsのリーダーの座を奪い取る形となった菊田は「強さこそすべて」という信条を掲げ、ドリームゲート王座を持つシュンを激しく批判。今年8月の大田区総合体育館大会では菊田がシュンからドリームゲート王座を奪取し、後にZ-Bratsの名を捨て新ユニットとして【我蛇髑髏(がじゃどくろ)】を立ち上げた。 そんな菊田に挑戦を表明したのは【LOVE&PEACE】のBen-K。 Ben-Kは2019年7月にぱっくを破ってドリームゲート王座戴冠を果たし、当時のデビュー最短戴冠記録(3年3ヶ月)を更新。しかし、王座陥落後はシングル戦線では埋もれてしまい、デビュー最短戴冠記録も後に菊田が大幅に更新(2年11ヶ月)。昨年6月には5年ぶりのドリームゲート王座戴冠を果たすが、防衛回数0回のまま1ヶ月でYAMATOに明け渡すことになるなど、なかなかBen-Kの時代を創れずにいた。 そんなBen-Kも焦りを感じており、ファンと仲間の期待を背負って決意の挑戦表明。愛と平和の力で巨悪を打倒せんと立ち上がった。 序盤はじっくりとしたレスリングに始まり、パワーでは菊田が、グラウンドテクニックではBen-Kが勝る一進一退の攻防を展開。 Ben-Kがラリアットで場外に叩き落として必殺のスピアにつなげるボディ攻めを積み重ねていくが、コーナーに上ったところで菊田が妨害し串刺しヒップアタックで頭部をぐちゃりと潰す強烈な一撃で逆転。 意識が朦朧とするBen-Kだったが、菊田が顔面にツバを吐きかけるとBen-Kも奮起。ショルダータックルやラリアットといった一本気な突撃で菊田をなぎ倒していくが、これを耐えきった菊田が顔面をぶち抜くスライディング・ヒップアタック。
8日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『ざ GATE おぶ VあいしーTORY 2025』が開催。シュン・スカイウォーカーがオープン・ザ・トライアングルゲート王座奪取に失敗するも、謎のパートナーを紹介した。 シュンは、7月13日の神戸ワールド記念ホール大会で“負けたら退団”という覚悟を口にしながらYAMATOの持つオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦。 激闘の末に王座奪取に成功したシュンであったが、これまでの身勝手すぎる言動が祟ってか自らの属するヒールユニット【Z-Brats】の菊田円から襲撃され戴冠直後にZ-Bratsから追放されてしまう。 シュンは同じくZ-Bratsを追放された帆希(ほまれ)と行動をともにし、Z-Bratsとバチバチの抗争を展開。8月の大田区総合体育館大会では菊田がシュンからドリームゲート王座を奪取しユニット名を【我蛇髑髏(がじゃどくろ)】と改めるも、この因縁の炎は消えることなくさらに過熱。 この日のセミファイナルでは、オープン・ザ・トライアングルゲート王座(※6人タッグ王座)を持つ【我蛇髑髏】KAI&ISHIN&加藤良輝の3人にシュン・スカイウォーカー&帆希&木村和真が挑戦。 当初はシュン&帆希が2人でハンディキャップマッチの形で挑戦することを要求したが、斎藤了GMに却下されたため断念。するとシュンは、その場にいた新人・木村和真を“数合わせ”でパートナーに指名し挑戦を強行。 木村は高校時代は日本ユースサンボ選手権で優勝、大学時代は全日本サンボ選手権大会でも2度の準優勝を果たすなどの実績を引っ提げて今年8月の後楽園ホール大会でデビューしたばかりの期待の新人。木村はデビューから2ヶ月と3日で王座挑戦に挑む権利を得たが、我蛇髑髏に対してもシュンらに対しても敵対意識を持っており両軍に強く反発。展開が読めない中で決戦の日を迎えた。 試合はシュン&帆希の奇襲に始まるが、これを読んでいた我蛇髑髏が場外戦に引き込み観客席のド真ん中で大暴れ。キャリアで劣る木村が捕まりただひたすらにに痛めつけられる展開が続く。 しかし、木村などアテにしていない様子の2人はすきを突いてリングに飛び込み好き勝手に躍動。シュンが帆希のトラースキックにブラスターを合わせる合体攻撃を放ったり、KAI&ISHINをまとめてエクスプロイダーで投げ捨てたりと暴れ狂って逆転。
10月26日にTOKYO SQUARE in ITABASHIにて、那須晃太郎とふうまによる『那須ふうま 15周年記念大会』の開催が決定した。 田村潔司率いるSTYLE-Eで2010年にデビューした那須と、DDTプロレスグループであったユニオンプロレスで2010年にデビューしたふうまが15周年を記念した大会を開催する。 本大会に関して那須は「今回参戦する那須、ふうま、KUBITO、前口、間下、慎吾、SHINGOは全員同級生。僕達、昭和61〜62年世代は来年で40歳になります。全員30代ラストを前に業界では少なくなってきた同級生と何か形を残そうと小規模ながら今大会を企画しました。みやこ内での興行も増えて来ており、なかなか大きな事は出来ないですが、普段対戦出来ない相手と闘える場を作っていければいいなと思います。今後は毎年開催出来るように今回成功させて次に繋げたいてすね」と思いを語る。 プロレス×メタルの“クロスカルチャー”イベントを主催したり群馬県でに移住しマタギレスラーとして活動するふうまは「音楽とプロレス、どちらも自分の生き方。15年の節目を、魂を込めて鳴らします」とコメント。 続けて那須が全体戦カードの見どころを解説。『那須ふうま 15周年記念大会』日程:2025年10月26日(日)開始:12:00会場:TOKYO SQUARE in ITABASHI▼MOGMARINE Presents ダブルメインイベントII 60分1本勝負那須晃太郎(神田プロレス)vs橋本大地(大日本)「試合する度に、ヘビー級の重さを痛感する大日本プロレス勢。今の自分がそんなヘビー級にどこまで通用するのかを試してみたく、ストロングヘビー級王者である橋本大地選手を対戦相手に選びました。玉砕覚悟で那須が橋本大地に挑みます」▼ダブルメインイベントⅠ 60分1本勝負ふうま(BASARA)vsスーパー・タイガー(ストロングスタイル)「ふうま選手より『普段闘う事の無かった選手と対戦したい』との要望から実現したvsスーパータイガー戦。両者とも『打極投』に優れた選手。
7日、東京みやこ・後楽園ホールにて新日本プロレス『ザ・リーヴpresents 超人・石森太二はもっと無茶をする』が開催された。 昨年11月、石森太二のプロデュース大会といえる謎の大会『超人・石森太二は無茶をする』が開催された。これは石森が神出鬼没の慇懃無礼なAIの無茶振りに振り回されながら企画されていったものであり、当日まで出場選手などの全貌が不明なまま全試合に石森が出場するという“無茶”だけは確定していた謎の大会。 結果的に石森太二というプロレスラーの過去・現在・未来を感じられるカードが並ぶ大会に。当日券も販売されない真の札止めという券売も最高のものとなった。 同大会は、源流が同じ闘龍門ながらお家騒動によって袂を分かつ形となり1度も闘っていない石森とドラゴン・キッドのドリームカードが目玉となっていたが、大会直前にキッドが負傷欠場に入ったことで御蔵入りに。代打としてキッドの弟子であるドラゴン・ダイヤが出場したことで予想だにせぬ盛り上がりを見せ、大団円のうちに終了。 エンディングでは石森が次回大会を後楽園ホールで開催することを宣言し、今大会はそれが実現した形となる。 今大会は、前回とは別人の二代目AIが石森を振り回し、石森がぶっ通しで出場し続ける120分アイアンマンランブルが実施されることに。 各ブロック7名が出場する『SECRET BLOCK』『TOHOKU BLOCK』『MUSTLE BLOCK』『DRAGON BLOCK』の4つのブロックに分けて行われ、最後のブロック終了時に石森の勝利数が敗北数を上回っていれば『FINAL MUCHA』として“石森が憧れてリスペクトしている選手”とのシングルマッチが行われることが決定。 なお、各ブロックで制限時間まで勝ち残った選手は次のブロックにも継続出場。さらに石森は120分闘い続けることが前提なものの、2回までリザーバー(バラモンシュウ、バラモンケイ、のはしたろう)との交代が可能。今回は複数の参戦選手が予め発表されていたにもかかわらず、一切試合風景の予想がつかない中で大会が開幕。 まず石森が登場するも、石森がルールを良く理解していないということで120分の内の10分を使って『PRE BLOCK』を行うことをAIが勝手に決定。
5日、千葉・ つーえーだぶりゅースクエアにて『チーバトル239』が行われた。 12日に控えた『稲垣テントプレゼンツGRAND SえるえーM in 後楽園ホール』。以下2大タイトルマッチが見所となっている。 ▼つーえーだぶりゅー無差別級選手権試合 【王者】若松大樹vs【挑戦者】仁木琢郎▼つーえーだぶりゅータッグ選手権試合 【王者組】真霜こぶし號/最上九vs【挑戦者組】チチャリート・翔暉/土井成樹(フリー) 9月28日『山﨑工業プレゼンツ GRAND SえるえーM in TKPガーデンシティ千葉』から1週間が経ち、ついに後楽園ホールでの決戦直前。この日行われた最初で最後の前哨戦には注目が集まった。28日TKP大会で、王者である若松は指名した吉野コータローを撃破し4度目の防衛に成功。次なる挑戦者として同期である仁木琢郎が名乗りをあげ、若松は快諾。1度王者の座についていた仁木の実力は十分理解しており、お互い良きライバルとして団体内で凌ぎを削っている。そして行われた前哨戦、つーえーだぶりゅー無差別級前哨戦タッグマッチの若松大樹&滝澤大志vs仁木琢郎&花見達也。 試合は、タッグとしての闘いよりやはり個の闘いが目立った。タイトルマッチを控えた2人は激しくぶつかり合い、どちらも全く引けを取らない。タッグパートナーの助けもあり、最終的には若松が攻勢に。若松がヘッドバッドをお見舞い。次なる攻撃に転じる際、仁木のカウンターのドロップキックを喰らい、直接すりーかうんとを取られた。 試合後仁木はマイクを握り、『若松!もう後楽園ホールまで1週間しかないんだ。 勝ち負けももちろん大事だ。でもよ、あれだけ豪華なカードが並ぶ中で、俺たちはメインなんだ。どの試合よりも、俺たちで面白い試合見せる、それは変わらない。その上で、勝つのは俺だ。後楽園ホールまであと1週間。俺は必ずあのベルトを腰に巻く。一番は皆さんの声が必要なんで、もう大、大、大仁木コールをお願いします。ということで、来週後楽園ホールのメインイベントは仁木琢郎から目を離すなよ。」と大会を締めた。 また、約2ヶ月前の8月24日『GRAND SえるえーM in TKPガーデンシティ千葉』。つーえーだぶりゅータッグ選手権試合でベルトを防衛した真霜と最上の前に現れたのは笹村あやめとチチャリート・翔暉だ。
東京女子プロレスが10月4日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで『TJPW Autumn Victory in SHINAGAWA』を開催した。18日の後楽園ホール大会でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者=わたなべみうvs挑戦者=愛野ユキ)の前哨戦第2ラウンドは愛野が制して、前回敗れたリベンジを果たした。 両者は9・27新木場での6人タッグ戦で初の前哨戦を行い、渡辺組が勝利。2度目の前哨戦となった今大会で、渡辺は鈴木志乃と組み、愛野、風城ハル組と対戦。渡辺と愛野は先発すると、激しいショルダータックル合戦。2度目のコンタクトではエルボーのラリーを展開。その後もショルダータックルで正面からぶつかり合い、愛野がダイビング・ショルダー。渡辺はジャイアントスイング10回転でお返し。両者は場外でもアツアツのショルダータックル合戦を繰り広げた。愛野は渡辺にエプロンから変形セントーンを投下。リングに戻った愛野は鈴木を捕獲すると、サイドスープレックスからヴィーナスDDTを決めてすりーかうんとを奪取した。 愛野が「前哨戦、(2日の調印式での)指相撲入れて2回、私が勝ったよ。もっともっと、まだやろうね!」と叫べば、渡辺は「指相撲入れて、確かに2回負けてる。でも1回勝って、次あったら負けないし、当日は私が勝つので。もっともっとぶつかり合いましょう」と応じた。 バックステージで愛野は「この間の調印式で同じ気持ちというのがよくわかったので、思い切りぶつかり合いたいと思っていたら、未詩も同じように思ってくれていたみたいなんで。体は痛いし、人とぶつかり合うってしんどいんですけど、止まれないんですよ。動けなくなるまで止まれないって思っちゃうんですよね。でも今日、勝てたことで、ちょっとは未詩のハートに火をつけられたんじゃないかなと思います。ちょっと大満足。未詩の強さというのは、まだまだ底知れないと思う。後楽園に向けて、もっともっと準備していこうと思います」と話した。 渡辺は「今回は前回(6人タッグ)よりも人が少なく、タッグだったので、当たれる機会が多いかなという意味でタックルでたくさんぶつかり合って。タックル以外のぶつかるという面でも負けてないな、一歩リードできているかもという部分に揺らぎはなかったんですけど。ユキさんの熱みたいなものが上回ってきたのかなって思いました。
東京女子プロレスが10月4日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで『TJPW Autumn Victory in SHINAGAWA』を開催した。新世代によるシングルトーナメント『ねくじぇねトーナメント'25』が開幕し、高見汐珠、キラ・サマーが白星で発進した。 同トーナメントは2023年からスタートし、同年は上原わかなが、昨年は風城ハルが優勝。その後、上原は先の9・20大田区でプリンセスタッグ王座(パートナーはかみふくゆき)を奪取。風城は今夏のシングルトーナメント『東京プリンセスカップ』でベスト8まで進出するなど着実に飛躍を遂げてきた。 今年は七瀬千花、高見、キラ、小夏れんの4選手がエントリーし、『ダブルイリミネーション方式』で実施される。通常のトーナメントは『1敗=敗退』だが、この方式では『2敗した時点で敗退』となるルール。最終戦は10・26両国KFCホールで、優勝者には同団体が管理するタイトル(プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座、インターナショナル・プリンセス王座)のいずれかへの挑戦権が与えられる。 この日、まずは第1試合で高見と小夏が対戦。小夏はエルボー、ドロップキック連発で果敢に攻めていったが、高見が振り子式ドロップキックからコアラクラッチでギブアップを奪った。 第2試合ではキラと七瀬が激突。七瀬は串刺し式ドロップキック、エルボードロップで追い込むも、キラがレッグドロップ。さらにキラがラリアットを叩き込めば、七瀬はエルボーで返す。エルボーの打ち合いから、キラがバックドロップ、ハザード・ハングオーバーをズバリと決めてすりーかうんとを奪取した。 この結果、10・12新宿FACEでの組み合わせは高見vsキラ(勝者同士)、七瀬vs小夏(敗者同士)となった。 勝利した高見は「正直勝ててホッとしています。小夏さんはまだ4ヵ月なのに堂々としてて落ち着いてて凄いなって…。でも、今日は汐珠が勝ちました。トーナメント優勝した暁には、『ねくじぇね』じゃなくて、『なう・じぇね』になってみせます!」、キラは「千花は強かった。次、汐珠ちゃんとはシングルでやったことないけど、強いじゃない。けど、速い。絶対勝ちます!」と次戦に意欲を見せた。
東京女子プロレスが10月2日、みやこ内で『Additional Attack '25』(10月18日、後楽園ホール)でのタイトルマッチ調印式を行った。プリンセスタッグ選手権試合(王者組:Ober Eats=かみふくゆき&上原わかなvs挑戦者組=まなせゆうな&凍雅)の記者会見では、かみふくが“元タグパ”のまなせへ、凍雅が同期の上原への思いが込み合上げ、涙涙の異例の事態となった。 両チームが調印書にサインを済ませると、会見冒頭、凍雅がまなせとの新タッグチーム名を「Hot Shot(ホットショット)」と発表。その意味は「スポーツとか何かしらにおいて、すぐれている人とか注目を浴びる選手という意味があって。あとは“熱い弾丸”という意味の米国のスラングで、私たち熱い2人にとってはピッタリな言葉だと思いました」(凍雅)と説明。 パートナーのまなせは「私は“マナトウガ”がいいんじゃないかなと思っていたんですけど、それを提案する前に凍雅がこれを出してきてくれて。Hot Shotって、まず“hot”が2つ入っているんですよ。私はこれを見て朝ビックリして。凍雅、天才だなと思って。絶対にこれがいいよって言って、その翌日に“まなせさん、ロゴつくりました”って連絡くれて。もう2日とも朝ビックリですよ。凍雅がこうやって前のめりに、このタッグについて考えてくれたのが本当にうれしかったです。(7・21)大田区で初めてちゃんと試合をして、(8・23)後楽園でシングルマッチをして。時間は短かったんですけど、凍雅がこうやって前のめりに私とのタッグを考えつつ、ベルトも狙いたいと言ってきてくれたことが本当にうれしい!」と笑み。 凍雅は「まなせさんと大田区で当たった試合とかのとき、あまり自分らしさというか、自分が目立ちたいと思うことがなくて。でも、まなせさんと当たったときになんでも受け止めてくれるだろうと勇気を出してガツガツいったときに、そんなに試合で当たれなかったんですけど。そこで何かしらのシングルにつながるきっかけを作れたのも、まなせさんの熱が伝わってきたのかなって思います。私も名前からして、試合中に熱さとかも絶対に出すようなタイプじゃなかったんですけど、まなせさんと組んで熱くなって。ベルトに挑戦するって提案したんですけど…」と話した。続けて「そこからタッグベルトに挑戦する気持ちが上がってきて。
東京女子プロレスが10月2日、みやこ内で『Additional Attack '25』(10月18日、後楽園ホール)でのタイトルマッチ調印式を行った。わたなべみうの持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む、愛野ユキがベルト獲りを“熱く”宣言した。 両者、調印書にサインした後、先に発言した愛野は「(9・20大田区総合体育館で)挑戦表明をしたときに“10月もまだ暑いよ”って言ったんですけど、思ったよりもちゃんと秋らしく涼しくなってきまして、四季折々を楽しめる日本に生まれてよかったなと思っているところなんですけど…。ただ未詩と私が戦う10月18日、後楽園のリングは夏どころじゃないぐらい、アッツアツにしたいと思っています。私、東京女子での今の自分の存在を証明したいと言いました。未詩とはトーナメントやタッグベルトを懸けたり、いろんな重要な場面で戦ってきました。でも、(9・27)新木場でプリプリチャンピオンである未詩と初めてしっかり対峙して、今までの未詩とは全然違うと知りました。私が望むのはそんな未詩をもっと熱くさせて、そしてお互いにボロボロになるまで燃やし合って、その上で今のバケモノな未詩を倒して、それでこそ今の私の存在証明になると思っています。10月なので私のプロレスラー人生の実りの秋にしたいと思っています。見ていてください」と力を込めた。 初防衛戦となる渡辺は「9月20日、大田区でこのプリンセス・オブ・プリンセスのベルトを手にすることができて、すぐユキさんが現れました。私のなかでユキさんはほぼ同期っていう印象があるので、率直に出てきてくれる人がいてうれしい、出てきてくれる人がユキさんでうれしいというのはあったんですけど。私がデビューした次の後楽園(2018年5月3日)でユキさんがデビューしていて、同じ練習生期間を過ごしていたんですけど。私にとってユキさんって東京女子としては先輩だし、みんなからはたぶん妹って印象のほうがあると思うんですけど、私にとっては頼れるお姉ちゃんという存在な面もあります。すごいしっかりしているなという面が私のなかではあります。これまでたくさんパワータイプとしてぶつかりあってきたなかでも、ユキさんの頼れる面、しっかりしてる面で、燃えているなかにもすごく意志がしっかりしているなというのがあって。
DDTプロレスが10月2日、東京・後楽園ホールで佐々木大輔デビュー20周年記念大会『CHARISMANIAxMANIAxMANIA supported by HEADPHONES PRESIDENT』を開催した。佐々木は記念試合でIWGPジュニア・ヘビー級王者のエル・デスペラードとのタッグで、石川修司&アントーニオ本多に快勝。試合後には自身のバンドでの日本武道館進出を口にした。 佐々木は東郷が主宰したプロレススクールすーぱー CREWに1期生として入校し、2005年10月22日にデビュー。翌年にはメキシコ修行に旅立ち、ルチャリブレを学び、帰国後の2008年よりDDTに参戦。2011年、2012年には新日本プロレスの『BEST おぶ ざ すーぱー じゅにあ』に2年連続出場。2016年4月にKO-D無差別級王座初戴冠を果たし、以後、同王座を3度腰に巻いた。ヒールではあるものの、卓越したレスリングテクニックを持ち合わせた超実力派。プライベートでは酒とロックをこよなく愛する男だ。 オープニングでは自身がボーカルを務めるロックバンド『CHANNEL D』のメンバーとして登場し、唄を歌って大会がスタート。第2試合後には佐々木と親交の深いバンド『HEAD PHONES PRESIDENT』が生ライブを披露した。 今大会にはダムネーションT.Aのメンバー、師・東郷を始め、同期生のKUBITO、勝見尚宏、縁が深かった藤田ミノル、大和ヒロシ、宮本裕向らも出場。 セミファイナルの後には『VANISHING』がライブを行い、同バンドの演奏で入場曲『helvetti』に乗って佐々木が登場。その隣に立ったデスペラードとは2023年7月23日の両国国技館で一騎打ちを行い意気投合。あれから、2年余の月日を経て、相思相愛タッグを組むことになった。対峙するのは元ダムネーションメンバーの石川修司と、佐々木のプロレス人生では欠かせない男・アントーニオ本多の2人。佐々木は8・30ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会で脇腹を骨折して欠場したため、記念試合が1ヵ月ぶりの復帰戦となった。 開始早々、本多がつまずき、『創作昔話ごんぎつね』にいこうとするも佐々木が阻止。石川は場外で佐々木をジャイアントスイングでぶん回すなど大暴れ。その後、佐々木は負傷箇所の脇腹を狙われ、苦しい表情も見せた。
センダイガールズの名物企画として定着しているキャリア3年未満の選手による『じゃじゃ馬トーナメント』が1年ぶりに開催。7回目となる今年は8団体より12選手が参加し、開幕戦では1回戦と2回戦の計8試合が行なわれた。トーナメント戦のみで先輩選手の試合が組まれない大会は初の試みだったが、各選手が負けん気の強さを発揮し熱戦が続出した。 1回戦の4試合を終えると、後半戦はシード枠の4選手と1回戦を勝ち抜いた選手による2回戦で、とりわけ高い注目を集めたのはセミファイナルで行なわれたYUNAvs瀬戸レア。一昨年の8月にセンダイガールズの宮城野区大会で同日デビューを飾った2人が久々にリングで対峙した。8月にせんじょワールドジュニアのチャンピオンとなったYUNAと、闘いの場をマリーゴールドに移しヒールとして生まれ変わったレアの攻防は、YUNAが丸め込みですりーかうんとを奪取。2年前は1度も勝てなかった同期に、ようやく一矢を報いた。 メインイベントは暁千華と叶ミクの同期対決で、豪快なアックスボンバーを叩き込んだ千華が勝利。マイクを持った千華が「必ず優勝します!」と宣言すると、同じく勝ち進んだYUNA、光芽ミリア、スパイク・ニシムラもリングに上がり小競り合いに。10・17仙台PIT大会ではYUNAvs千華、ミリアvsスパイクによる準決勝2試合が行なわれる。 里村明衣子は特に良かった選手として彩月悠叶、儛島エマの名前を挙げ、古巣参戦を果たしたレアについて「団体同士の意地とかが見えたので。センダイガールズにいる時には見れなかった新しい技も、ヒールとしてのたたずまいも変わっていましたし、すごくいい闘いになりましたね。また次、見たいなと思いました」と笑顔。続いて「暁さんのラスボス感が今までの若手の存在感と、ぜんぜん飛び抜けてますよね。“久しぶりに大型選手を見たな”って思います。スパイクは打撃の特訓をさせたいですね」と話し、次の闘いに向けて期待を寄せた。
ついたち、東京みやこ・プリズムホールにて『ACTwrestling 東京ドームシティ プリズムホール公演』が開催。才原茉莉乃が天翔ゆいを下してAWGシングル王座の4度目の防衛に成功した。 ここ1年、東京・新木場1stRINGでは毎週のように正義の『GENKI戦隊アクトレス5(以下ファイブ)』と悪の『アクトレスキラーズ(以下キラーズ)』が抗争を繰り広げている。 かつて存在したキラキラした華やかなアクトレスガールズを取り戻すため日夜戦うファイブだが、ストロング暴力スタイルで凶器・乱入なんでもありのキラーズに苦戦を強いられていた。団体の象徴であるAWG王座とKING王座も悪の幹部である惡斗(あくと)と茉莉(まり)に奪われ、「正義は悪に屈しない。最後に正義は必ず勝つ」と言い続けて約1年…今年3月にファイブのレッドである才原茉莉乃(さいはらまりの)がAWG王座を、グリーンの水嶋さくら(みずしまさくら)がKING王座を戴冠し、アクトレスガールズに平和を取り戻したかに思えた。 だが現実は、ラーメン好きなのにカレー好きキャラを押し付けられたイエローの天翔ゆい(てんしょうゆい)が舞台出演を理由になかなか現れない事で5人が揃わず、初代タッグ王者を決めるトーナメントでファイブが惨敗し惡斗&茉莉がベルトを戴冠。 さらにキラキラした華やかな時代を作り上げて来た先輩OGたちであるあのうサオリ(あのうさおり)やなつぽい(旧:まきなつみ)、清水ひかり(しみずひかり)、本間多恵(ほんまたえ)、尾崎まいか(おざきまいか)らがアクトレスガールズ10周年のお祝いに続々参戦し、ファイブの影が日に日に薄くなっていくとともに負ける姿も目立つ事態に。 そんな中、天翔は「私は自由で楽しい試合がしたいし見たいんです。ファイブの人たちってベルト2本獲ってからなんかつまんなくないですか!?」と挑発し会場から大きな拍手と歓声を浴びる。これを聞いた天翔は「ここでアクトレス5のイエローを辞めます。アクトレス4として頑張ってください」とファイブの魂である腕章を投げ捨ててて離脱。一転して敵対する立場となった。 試合が始まると、最近はLIDET UWFにも出場して格闘プロレスの経験値を積んでいる茉莉乃が打投極を織り交ぜたトータルファイトで圧倒。
ついたち、東京みやこ・プリズムホールにて『ACTwrestling 東京ドームシティ プリズムホール公演』が開催。惡斗&茉莉がAWGタッグ王座の初防衛に成功した。 現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開中。“アクトレスキラーズvsベビーズ”というヒールとベビーの抗争がストーリーの主軸となっており、凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばないアクトレスキラーズが『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くしている。 そんな中、キラーズの首魁である惡斗が発起人となって今年5月から『ACT GAME(アクトゲーム)』が開催。このリーグには所属選手だけで全10チームが参加し、約2ヶ月半の連戦を経てキラーズ最強の2人が組んだ【アマテラス】惡斗&茉莉が優勝&初代タッグ王座戴冠を果たした。 惡斗は元スターダムのプロレスラーでもあり、新体制アクトレスでは試合でもマイクでも魅せる重鎮。茉莉もプロレス界での活躍を経て旧体制アクトレスから団体を支え続ける屋台骨。 実力もポジションも伴った悪の2人の王座戴冠でアクトレスは闇に染まってしまうかと思われたが、正義を掲げるベビーズ最強格のタッグ【真夏の汐風】夏葵&汐月なぎさが挑戦を表明。真夏の汐風はタッグリーグ2回戦でアマテラスに敗れているが、好き放題に暴れまわるキラーズを止めるべく再起した形だ。 正義を取り戻すというテーマの他、アクトレスの新時代を切り拓くという使命を帯びて臨んだ真夏の汐風であったが、試合内容は残酷なまでに一方的なものに。 ゴングが鳴るなり場外戦に持ち込んだアマテラスが真夏の汐風をボッコボコに。打投極のすべてを駆使して冷酷に攻め立てる茉莉に対し、のらりくらりとしつつも的確なサポートを入れる遊撃担当の惡斗という2人の動きが噛み合った鉄壁のコンビネーションを発揮し、真夏の汐風も単発では技が決まるものの畳み掛けることは出来ず。 最後は茉莉が必殺の奈落落とし(※ハイジャック・ボム)からダメ押しのオウマガトキ(※奈落落とし式フェイスバスター)でなぎさからすりーかうんとを奪った。 マイクを取った茉莉は「真夏の汐風、なぎさ。前にお前のこと『夏葵のおまけだ』って言ったことあったけど、それ撤回するわ。なぎさも、夏葵も、どっちもおまけだ!話になんねー出直してこい!」と辛辣な言葉で冷たく突き放す。
ついたち、東京みやこ・プリズムホールにて『ACTwrestling 東京ドームシティ プリズムホール公演』が開催。MARUが水嶋さくらを下して第3代KING王座を戴冠した。 KING王座ことキング・オブ・リングエンターテイメント王座は、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(当時1歳)がコミッショナーに就任し2024年10月に創設された王座。 現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開中。【実力】【努力】【人気】【運】といった項目で得たポイントを数値化して大会前に集計し、ポイントで上回った選手が試合で勝利することが決まる『ポイントマッチ』が主流となっている。 そんなアクトレスに於いて、ポイントマッチではない“強さの象徴”とされるベルトがKING王座。過去にはラダーやイスが乱れ飛ぶハードコアマッチで王座戦が行われたこともあり、しっかりとした“プロレス”が出来る選手のみが挑むことを許されていると言っても過言でないベルトだ。 今年3月に初代王者・茉莉を倒してKING王者になった【GENKI戦隊アクトレス5】のさくらは、アクトレスガールズが新体制となってからデビューした新世代エースの1人。新体操をバックボーンに持つ華やかなパフォーマンスだけではなく、激しい試合も見せられるようになった現在のアクトレスガールズの象徴的存在となった。 ベビーを相手に防衛を重ねてきたさくらだが、 “ストロング暴力スタイル”を掲げる悪の【アクトレスキラーズ】の石川はるかを下して5度目の防衛に成功。 その後にはキラーズのボスであるMARUが「私はお前のこと大っ嫌いなんだよ。何が笑顔、勇気だ!そのベルトはな、笑顔とか勇気のベルトなんかじゃねーんだよ。怒りのベルトなんだよ!」と挑戦表明。さくらもブチ切れながら10月ついたち東京ドームシティ・プリズムホール公演での防衛戦を受け入れた。 ストレッチ・マフラーを必殺技に持つMARUに対し、さくらは敢えてグラウンドでのサブミッションで挑んでいく。MARUはこれに付き合わず場外戦で痛めつけ、チェーンで首を絞め上げながら「どうした!チャンピオン!」と高笑い。